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2010年11月

2010年11月29日 (月)

グッバイモロッコ

今、ジブラルタル海峡目前の町、タンジェの空港にいます。
これからeasyjetでマドリッドへ。

3日前くらいから意識し始めたのだけど、今日でイスラム圏の国を旅するのも最後。
昨日も夜ご飯を食べながら、あ~寂しいなぁ~、またいつか来れるかなぁと、
ちょっと感傷に浸ってました。
でもその最後となる町が、シャウエンでよかった。

今まであまり天気に恵まれなかったのだけど、昨日は朝から気持ちのいい晴れ間が見えて、
さっそく散歩へ。
果物屋さんでバナナとみかんを買って、(これが本当に日本のみかんと同じ味。)

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何人かにすすめられたキャンプサイトへ向け坂道を登っていく。


そこは空気が澄んで山の景色もよくて、
そしてシャウエンの町並みを上から眺めることができました。

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坂道の途中でみつけた、サボテンの実。これは夏になると食べるらしい。

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帰りはメディナの中を通って宿まで戻ることに。
メディナの上のほうは住宅が並んでいて、子供たちが路上で遊んでいるのをよくみかけます。

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久々にいい天気になったせいか、
家々の屋上にはめいっぱい洗濯物が干されているところが多かった。

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ペンキの塗り替えをしているおばちゃんも。

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キラキラの太陽の光が当たって、青や白の壁がより綺麗に映えて、
この日はたくさん写真を撮りました。

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そうそう、シャウエンに来て感激してしまったのが、オリーブの美味しさ!
もともと好きでギリシャやクロアチア、トルコでもいつも残さず食べていたけれど、
ここのは今まで食べたことのあるオリーブの中で一番!
宿のお兄さんおすすめのレストランで最初に食べて、
あまりにも美味しかったので道端でも買ってお土産にしました。
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南米までもつかな~♪

フェズからシャウエンに向かう途中、バスの中からオリーブの収穫風景を目にしました。
オリーブ自体が新鮮なのかなぁ。
私はあまり熟していない、この緑のオリーブが気に入った。
渋くなくて、実がしっかりしていて。こんなのが日本でも食べられたらなぁ!


日本でもタジンがはやっているらしいねぇ。
私ももちろん食べました。これは砂漠の宿で出してもらったもの。

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クスクスは本来金曜日に食べるものらしく、
そういや金曜のお昼に家々の間を歩いているといたるところから
圧力鍋の「シューシュー」という音が聞こえてきてました。
何度か食べてみたけど、あんまりおいしいのにはめぐり合えなかったなぁ。
クスクスは、レストランよりも家庭の味がおいしいみたい。


モロッコ人の日常着のジュラバは、マラケシュで初めて見かけたときは思わず
「ねずみ男!」と追いかけまわしてしまいました。
黄色いジュラバは、ピカチュウの気ぐるみみたいなの。
フードの先っぽがピンと立ってて、これをおじさんがかぶってるとかわいく見えちゃう。

シャウエンでは、白っぽいジュラバを着ている人が多かったなぁ。

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こちらは最高にかわいい二人組み。


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子供が着てもやっぱりかわいい。

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あ、それとバスの中に置いてきてしまったバブーシュ。
この悔しさからしばらく立ち直れなくて、
フェズでもいいのが見つからなくてもう諦めかけていたのだけど、
また新たに買っちゃいました。
茶色のすごくシンプルなのを二足だけ。
こういうのが一番飽きずに家で使えるはず、と言い聞かせて、
ようやく少しあのバブーシュたちを忘れられそうな・・・

気がしないけど!

今度こそ大切に日本へ送るぞ!


モロッコを飛び立つまであと3時間。
外はあいにくの大雨強風で、飛行機がちゃんと飛んでくれるかちょっと心配・・・
モロッコを離れる寂しさと、また新しい国へ入る緊張感もあって、胸がそわそわします。


最後に、響きがきれいでお気に入りになったアラビア語。


「inshallah」 (インシャーラー)


“神が望むならば”という意味。使い方は 「in the future」みたいな感じかな。(多分) 


バイバイモロッコ

またくるね~! INSHALLAH!!!


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2010年11月28日 (日)

まだ夢の中にいるのかな

ここのところ天気の悪い日が続いてて、今日はザーザー本格的な雨。
たまった洗濯物を外に干せなくて困ってます。

フェズからシャウエンにバスで着いたところに客引きのおじさんが待っていて、
今泊まってる宿に連れてこられました。
ここは旅行者がいっぱいいて、明るくてとっても過ごしやすい。
最初は60DH(約600円)のドミトリーに入ったのだけど、宿のおじさんの親切で、
同じ料金でシングルの部屋に移してもらいました。
で、昨日は砂漠の宿で手に入れた本を読み始めたら止まらなくなっちゃって、
読み終えたのが朝7時。
外は雨降りだし、せっかくプライベートルームをもらったから、
たまにはこんな過ごし方もいいか。

ドミトリーには風変わりなおじさんが二人住み着いてた。
一人はアメリカ人のハシシ(麻薬の一種)の吸いすぎでいつもハイになってるおじさんで、
(シャウエンはハシシの大生産地らしい)
夜中にも部屋で吸い出すから臭くて困ってしまったけど、
「いやぁ~ペルーはいいよぉ~。山がうんと綺麗だよ。わっはっは」
と嬉しそうに教えてくれた。

もう一人は静かにハシシを吸っているノルウェーのおじさん。
今日のお昼はこのおじさんの旅の話を聞いて過ごした。
もう10年以上冬のノルウェーには行っていなくて、毎年インドかどこかのアジアにいるらしい。
とてもピースフルで穏やかで遠い目をしながら話す人で、
「チベットの山から眺めるヒマラヤの景色は、なんと言ったらいいんだろう・・・
とにかくね、ランドスケープがパノラマで見えてね」
とうっとりしながら言う様子で、そこがどんなに美しいかが(私の想像以上に違いないけど)
頭に思い浮かべることができた。

夜中中起きて本を読んでいたのと、そんなおじさんの話を聞いたせいからか、
雨があがりかけている町を見に宿のテラスへ登ると、不思議な感覚になった。

山に囲まれているこの町は、なんだか他の場所からとても遠く離れているようで、
とても幻想的な感じがした。ここにいる旅人たちも(ハシシのせいかもしれないけど)
どこか力が抜けてリラックスした人が多くて。

その本の中で殺されてしまった主人公の女の子が、地上と天国の間の青い境界線の話をするんだけど、シャウエンの青がその青い境界線と重なって、
本当にここは地上と天国の間みたいと思った。
本に没頭したのと寝不足のせいで、ぼんや~りしてるんだなぁ。

シャウエンの家々は外壁だけじゃなくて家の内側も青い。
だから少し開いた扉から中をのぞいたりすると、吸い込まれそうになっちゃう。

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さっき小雨になったときに散歩にでかけたら、歌を歌いながら歩く人たちの行列にでくわした。100人以上の男の人たち。真ん中では二つの棺が担がれていて、
メディナのすぐそばにあるモスクに入って行った。
なんで男の人だけなんだろう?


そういえば、昨日は結婚式の場面にもでくわした。
ラッパと太鼓の音が聞こえるほうへ行くと輪の中で女の人が踊ってて、
おばあちゃんが私に気づくと中に招き入れてくれた。
あなたも踊って、と真ん中に連れられてしまって、なんとも滑稽な踊りをみんなの前で披露してしまった。

トルコ、エチオピアでも目にしたけれど、
モロッコの子達も生まれながらにしてリズムが染み付いているみたいで、
10歳くらいの女の子も気の赴くままとても美しい踊りを見せていた。
結婚式のほうは、やっぱり女の人が主役みたいだ。

多分中学生のときにみた、ケイト・ウィンスレットが主演の「グッパイ・モロッコ」の予告をみて、モロッコってなんて魅惑的なんだろう!いつか行ってみたい、とずっと思っていた。

実際に訪れてみて、やっぱりモロッコは魅惑的だった。

でも雨が降るとさらにかたつむり煮込みの匂いが際立つ!
私のモロッコのイメージの、半分はこの匂いで占められてしまいそう。

2010年11月26日 (金)

月の~砂漠を~♪

ここのところ移動続きで大変です。
今日はかなちゃんとフェズで一時お別れして、シャウエンという小さな町へやってきました。
ここは、モロッコで一番楽しみにしていた町。
3~4日いられるし、何せ小さいので、亀のペースでのんびり気の進むままに歩き周りたいと思います。



さてさてモロッコもう一つのハイライト、サハラ砂漠も行ってきました!

マラケシュを朝8時に出発して、メルズーガという砂漠の村へ向かう。
これが結構辛い移動で、アトラス山脈という2000メートル以上の山を越えなければならなかったので、中間地点となるワルザザードという町まではくねくね山道。
しかもモロッコのバスは暖房設備がない!
運悪く一番後ろの席になってしまった私たちはジェットコースターのように揺さぶられるし、
後ろのドアからの隙間風が寒いしで、眠りたくても眠れない。
観念して酔い止めを追加投与し、無理やり眠りについたのでした。

途中たくさんの町で止まりながら乗客はどんどん降りていって、
リッサニという町に着くと、ついに私たちだけになりました。
そこからは街灯もないまっすぐな道をひたすら走って、メルズーガに着いたのは夜の9時。
あ~、疲れた。

そして、その疲れと酔い止めが残ってうとうとしていたのが原因で、
なんとなんと、マラケシュで買ったバブーシュたちを棚の上に置いてきてしまった!!!
宿に着いてからそれに気づいて、すぐにバス会社に電話をしてもらったんだけど、
はっきりした返事がもらえず・・・
(結局私たちの元へ戻ってこなかった!自業自得なんだけど、悔しいよ~!
どろぼードライバー、返せ!!!  幻のバブーシュ・・・)


でもその日は疲れがたまっていたから、夜ご飯をもらってすぐベッドに入りました。

たっぷり寝た次の日は、宿からすぐ歩いていけるサハラ砂漠へ!

そうそう、今回は“のりこさん”という日本人女性が経営する、
旅行者には有名な宿に泊まったのだけど、
予約のために電話をしてみると、「のりこさんはちょっとトラブルで日本にいる」とのこと。
日本食を楽しみにしていたのに、すごく残念!
それに、日本を離れモロッコの砂漠の町に住むことを決めた女性ってどんな人なんだろう?っていう興味もあって、
話を聞きたかったんだけどなぁ。

ということで、私たちは共同経営者のオマルさんに、お世話になりました。


砂漠を歩くのに慣れているオマルさん。私たちを置いてさくさく砂山を登ってしまいます。
最近あんまり動いていなかったから、これが結構大変!
昼間は陽射しが強くて乾燥もしているから、はーはー息切れしながらやっとのことでてっぺんまで行きました。

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上るのは大変だけど、降りるのは楽!

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走ってもスムーズに滑っていけるから、苦労して上った山からキャーキャー言いながら
一気に駆け下りました。

そしてまた宿に戻ってシャワーを浴びて、本番の砂漠ツアーへ出発!
ベルベル人の衣装も着せてもらって記念撮影。

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私たちの相棒は、ミムーンとマブロフです。よろしくたのむよ!

太陽が沈みかけてきた夕方に出発したから、すぐに憧れのラクダシルエットが現れました。

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ラクダの乗り心地はというと、これがすぐにお尻が痛くなってしまいます。
山を下るときは大きく揺れて落とされそうになるから、しがみつくのにも必死。
でも夕日の写真も撮りたい!と夢中になっているうち、お尻の痛さも忘れて目指すテントへと到着しました。

私が砂漠で一番楽しみにしていたものは、満天の星空です。
ヨルダンを一緒に旅した二人から、

インドで砂漠に行ったら、満月で全然星が見えなくてがっかり!
という話を聞いていたから、
モロッコへ入る前から月齢チェックしてました。

そして、私たちが行く日は・・・・・


ばっちり満月!まんまる満月!


少し日程をずらすこともできたけど、ちょっと欠けてる月を見るくらいなら、
砂漠で満月を見るほうがロマンチックだよね!と自分たちを言い聞かせて、
満月の夜に、行っちゃいましたよ。

まぁ満月といっても、沈んでる瞬間はあるよね、と思っていたのが間違い。
満月の日は、サンセットとともにムーンライズするんですね。勉強になりました。

そうそう、人生で初めて、ムーンライズを見ました。


満月とはいえども、星はちらほら見えましたよ。流れ星も!
がっかりしている私たちに、オマルさんがほらあっちにもたくさん見えるよ、
と一生懸命慰めてくれました。
風が強い日や、曇りや雨の日もあるから、こんなにたくさん見れて君たちはラッキーだ!と何度も言われました。

タジンを食べてお腹一杯になった後、テントを離れキャンプファイヤーの場所へ。
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(こちらは初めて食べたザクロ。ぷちぷちと赤い種を取って食べる。
ちょっと渋みもあるけど、みずみずしくておいしい!)

このころにはだいぶ月も高くなっていて、な~んの灯りもない砂漠のど真ん中で、
月明かりだけを頼りにオマルさんの後をついて歩きました。
満天の星が見えないのは本当にがっかりだったけど、月がどんなに明るいか、
こんなに意識したのは初めてかも。
10メートル以上離れたとこにいる人も見えるし、近くにいたら表情までわかってしまう。
月明かりもすごいけど、それをつくっている太陽はもっとすごいね~なんて
かなちゃんと関心していました。

生の天体勉強だ!

キャンプファイヤーといえども、半分以上は薪や草集めで終わった気がしますが・・・
“月明かりのもと砂漠を歩いた”ことが、なんだかとても奇妙で面白かった。


しかし砂漠の夜は寒い!長袖5枚着こんで、毛布にくるまってもまだまだ寒い。
テントといっても毛布で囲われた簡単なもので、その中でぶるぶる震えながら朝を待ちました。

朝5時半に起き出すと東の空はすこーしずつ白み始めていて、
まだまだ太陽が見える気配はないのにこんなに空を明るくしてしまうなんて、
太陽の威力はすごい!

てか早く暖めて~~~



空がオレンジ色になり始めた頃、砂山に登って行ってサンライズを待ちました。

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月明かりの下でうっすらと見える波型の砂漠も神秘的で美しかったけれど、
太陽に照らされる砂漠はもっと美しい!

太陽が昇ってくると、月はひっそりと存在感をなくしていきました。

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そしてまたミムーンとマブロフに乗り、お尻が痛い痛いと悲鳴をあげながらテントをあとにしました。

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サハラ砂漠の真ん中でかなちゃんと決意したこと

チリのアタカマ砂漠は、ぴったり新月を狙って行くぞ!!!

2010年11月21日 (日)

雨上がりだったし

マラケシュで毎晩大賑わいしているジャマ・エル・フナ広場。

夜になるとたくさんの屋台が並びだして、地元客や観光客でごった返す。

そんな中を昨日歩いていて見つけたのは・・・

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かたつむり屋台の並び!!!

近づくと生臭~い匂いが漂ってきます。

じゃらじゃらじゃらじゃらかたつむりを煮込んだものを、みんな美味しそうにすすって食べる。

お椀にいっぱい。



昨日はそんなに美味しそうに食べるなら、ちょっと試してみたいと思いつつも、

勇気が出せず。ま、今日じゃなくても、と。

今朝起きてから、かなちゃんとかたつむりを食べるかどうかで悩む。

私 →        食べる:食べない=5:5

かなちゃん→               =2:8

から始まりました。

ネットで食べた人の感想を読んだり、家族や友達に相談したりしながら、

気持ちは揺れ動く・・・・・

体調万全じゃないし、今日じゃなくてもいいかなぁ。




そして砂漠へ向かうバスのチケットを買いに行ったり、ちょっといまいちなケバブ屋さんで

ご飯を食べているうちに雨が降り出して。

雨が止むまで、絵葉書書いたりしながら相当のんびりしてしまいました。

トイレに行きたくなったし、とようやく思い腰をあげて動き出す。

明日の長距離バス移動に備えて、小さな売店で食料や水を買って外に出ると・・・

そこにはかたつむり屋さんが!



若者たちやおじさんたちが集まって、これまた美味しそうにすすってる。

今しかないよね、どうしようかな~と躊躇しているうちに、

かなちゃんがおじさんからかたつむり汁をもらっていて。

ここまできたら食べるしかない!!!

おじさんにちょっとにして!と言いながらお椀にかたつむりをすくってもらう。(50円)

遠くからでは気づかなかった、かたつむりの触角。

見えます。ばっちり。

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殻から楊枝ですくいだすと、本当によく見えます。


口に入れるまで、何度もお皿を置きました。

が、食べました!!!!!食べちゃった!!!!!




味はサザエを泥臭くした感じ。

いや、味はいいんです。これは耐えられます。

ただやっぱりちょっと見た目がかたつむりすぎる。

触角が2本、口に入れる前にちゃんと見えてしまうんです。


地元の人たちがはまって食べる気持ちは、わからなくはない。

けど、、、私は2匹で精一杯。

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今も、私の胃のなかにかたつむりさんいます。

2010年11月20日 (土)

小旅行

日本も、そろそろ紅葉が綺麗な時期ですか?

そういえば、私は毎年神宮外苑の銀杏並木の紅葉がとても楽しみで、

夜勤明けに散歩に行ったり、ランニングで通ったりしていました。



北に行ったり南に行ったり、旅をしているとなかなか季節を感じることができないけれど、

パリで一瞬だけ、秋の気配を楽しめました。

(何せそれまではトロピカルなタンザニアにいたから)

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パリに着いた初日は、久々の晴れの日だったみたい。

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旅前半のヨーロッパ旅の最中では、大国に行くのが怖くてなぜか行くのを避けてしまった 

パリ。

でも、タンザニアからモロッコへの直行便はなくって

ヨーロッパのどこかで経由しなければならない。

それで選んだのがパリでした。


昔から憧れだったノートルダム寺院と、モネの睡蓮を見れてないことが心残りだったから、

急遽行けることになってすごくワクワクした!

それに、タンザニアの後だったから全然怖くなかったし。

憧れのノートルダム寺院はというと、

内部はそれまで見てきたたくさんの教会と比べると、それほど特別な感じはない。

でも、塔の上から見たパリの景色がとても素晴らしかった。

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金ぴかに光る夕焼け時に行ったからかもしれない。

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エッフェル塔にも凱旋門にも登らなかったけど、これで、いいね。

モネの睡蓮のために造られたオランジェリー美術館。

楕円形の部屋一面に広がる睡蓮の絵。そこに一歩入った瞬間、圧倒されてしまった。

さらっと歩きながら見て、座ってじっくりみつめて、近くまで行って見て。

他の絵を見終わってからもまた行って、だいぶ長いことその部屋にいたと思う。

絵がすごいとかじゃなくて、モネがすごいと思った。

子供みたいな表現しかできないけど、すごい。

あと、25歳くらいのときに描いたピカソの絵も良かった!

遠くから見て、お、あれいいな、と近づいてみたらピカソで。

こんな素人目でもそのすごさがわかってしまうんだから、やっぱりピカソは天才だ。

何がこう惹きつけるのか、本当に不思議。

でも、絵には人それぞれ好みがあって、

その画家がいいなと思った場面や、人の表情、色や雰囲気に共感できたものを、

いいと思うのかな~と考えた。

そして、そのいいと思ったものを、どうやって表現するかが難しい。

(写真も一緒だってかなちゃんが言ってた)

だって、たまに なんでこの人、こんな景色や顔を描きたいって思ったんだろう?

って疑問に思う絵もある。 

えらそうなことを言ってごめんなさい。

でもそう考えると、絵ってすごく人間臭くて面白い。




オルセー美術館は、急ぎ足で回ったせいか、モネの部屋をすっ飛ばしてしまったみたい。

ルーブルは休館日でした。

私たちがパリを出る2日後に、シャンゼリゼ通りのクリスマスイルミネーションが始まる

らしく、その準備が始められてた。

通りの両側には、クリスマスグッズや防寒グッズを売るお店が開店準備で大忙し。

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夏のクリスマスin アルゼンチンはどんな感じなかな~♪

前言撤回

やっぱりムスリムの国って楽しい~!!!

この旅初めてのケンタッキーで約700円分くらいのランチをもりもり食べて、

(あのチキンって無性に食べたくなるのね。)

迷路のようなスークの中を歩き出した瞬間、元気になってきました。


モロッコではフランス語が公用語のように話されていて、英語が通じないこともしばしば。

だけど、中東で覚えたアラビア語を少しずつ思い出しながら

通りがかりのお店の人と挨拶を交わしているうち、一瞬でこの雑多な感じに体が馴染む。

いいねいいね~。



ただ本当に体調はあまり良くなかったから出歩くのもちょっとにしとこうかと思ったんだけど、

結局夜遅くまでメディナ(旧市街)の中をさまよってしまった。


モロッコに来たら絶対に買って帰ろうと思ってたのがバブーシュ!

これを選ぶのに、2時間はかかったんじゃないかなぁ。

3~4件のお店を回って、最後に行ったところがおじさんの感じもいいし

かなりディスカウントもしてくれて、納得のいくまでうんうん悩む。

私たちがどれにしよう!こっちもいいよね、これは履いてるうちに飽きるな・・・

と何足も試着しながら迷っている間に、何人かの観光客がやってきては、

値切りもせず、さほど迷いもせずポンと買っては去っていく・・・


たくさん見ているうちにどんどん欲しいのが増えて、

3足にする予定がなんと5足に!それでもまだまだ欲しくなる。

だってめっちゃかわいいの!たくさん並んでいると特に!

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下段はかなちゃんセレクション

上段は私セレクション

これ全て、我が家で使います。独り占めでごめんなさい!みんな遊びにきてね♪

(もし欲しい人がいたら言ってくださいね☆)



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大きな広場にはフレッシュジュース屋さんもたくさん並んでいて、

もちろん飲みました!100%グレープフルーツジュース。

これで体調も良くなるはずっ。



マラケシュのメディナの中は、毎日お祭り騒ぎのように賑わってるみたい。

夜になるとさらに人がたくさん湧いて出てきます。

活気のある中にいると、自分も自然とワクワクしてくるもんなんだね。

明日もきっと面白いものが見つかる。

そういう確信が持てる街ってすごい。

2010年11月19日 (金)

ここはどこ??

パリからひとっ飛び、モロッコはマラケシュへやってきました。

サバンナからパリへ、そしてまたムスリムの国へ・・・

環境の変化に、さすがについていくのが大変です。

パリの存在感が、予想以上に大きかった。


モロッコへ行くための経由として、パリにちらっと寄るだけのつもりが。

全てが快適で、それに慣れるのはとても簡単で、

またそうじゃないところにポンとやってきてしまって、心も体もびっくりしてます。


モロッコはずっとずっと楽しみにしていた国。

早く街を見たくてうずうずしているのはわかるけど、

体がついてこない。

今日はのんびり過ごそうかなぁ。



サハラ砂漠は万全の状態で行きたい!

でもちょうど満月に当たってしまうのが残念。満天の星空を見たかったなぁ。

2010年11月16日 (火)

動物の楽園

キリマンジャロ国際空港から、パリへの乗り継ぎのためアディスアベバに戻ってきました。

今空港で飛行機の時間を待っています。

エチオピア航空の飛行機の中で、あの踊っているようなアムハラ文字を見たり、

フライトアテンダントさんの

「ウッシッ」

という返事を聞いてまたはしゃいでしまいました。

でも、もうアムハラ語とスワヒリ語がごちゃまぜになっちゃって、

こんにちは、ありがとう

でさえも言う前に悩んじゃう。

たまにアラビア語も出てきちゃったりして。

忘れていっちゃうの、寂しいなぁ! 最近では、覚えた言葉を日記に書くようにしています。




さてさてタンザニアのサファリはというと、毎日興奮の連続でした!!!

5日間で、タランギーレ、マニヤラ湖、セレンゲティ、ンゴロンゴロと

贅沢にも4つの国立公園に行ってきたのですが、

どこも大自然の美しさがキラキラと輝き、様々な地形に飽きることなく過ごしました。

国立公園に入った瞬間、

ガイド兼ドライバーのエディと一緒に、動物たちを探し始めます。

目を凝らして、遠くのほうまでキョロキョロとくまなく探す。

でも、エディの目の良さにはかないません。運転しながらよくわかるなぁ!と何度も

感心してしまいました。双眼鏡で見ても何の動物かわからないようなシルエットでも、

エディはずばりと当ててしまいます。

悪質なサファリ会社にあたってしまうと、ガイドさんが全然頼りにならなかったりするみたい

だから、私たちはとてもラッキー。

最初は何もわからなかった動物の種類も、5日目にもなれば

「お、ガゼルさんだね」

「あっちにインパラさん」

てな感じで自分たちで見つけて喜んでました。

(トムソンガゼルとインパラは一見似ているんだけど、その違いを見分けられるようになっただけで得意げになった私たち)

で、一番私が楽しみにしていたのがゾウ。

タランギーレでは、特にゾウの群れにたくさん出くわしました。

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サファリカーのすぐ目の前を通り過ぎるその姿は、そりゃあもう大迫力!

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野生の動物って、なんていきいきしているんだろう。

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日本の動物園に、シマウマっていたっけ?

私、初めてみたような・・・・・

最初はこのシマシマ模様を不思議に思ったけれど、シマウマ、いたるところにいます。

そしてよくみると、ロバみたいで(ちょっとずんぐりしてて)かわいい。

危険をすぐ察知できるように、前後を向いて警戒しながら草を食べてます。

キリンもこんな近くまでやってきます。

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おとなしくしてなきゃ、と思いつつも、きゃーきゃー来た来た!と大騒ぎ。

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鳥とも仲良し。

インパラワールド

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私たちが近づくと誰かしらこちらを警戒して見ていて、危険じゃないとわかると、

また草を食べ始める。こちらを見つめる姿がとても愛くるしくておかしくて笑っちゃう。

でも一番愛嬌があるのは、プンバ!

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顔はブサイクで鬣もダサいんだけど、そこがまたかわいい。

一人で(一匹で)とっとこ歩いていることが多くて、

ディズニーのライオンキングで「自分が臭いから周りがみんな逃げちゃうよ~」

と歌っているプンバ、本当なんだ~!と妙に感動。

ディズニーの製作者も、上手いこと言ったもんだ。

だから、数匹で一緒にいるのを見たときは、よかったねぇ、寂しくないねぇと声をかけたり。

マニヤラ湖にはカバやペリカンの群れが。

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大草原の上を優雅に舞う鳥の大群は、本当に圧巻です。見とれます。

セレンゲティは、これぞサバンナ!というどこまでも広がる大地がありました。

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動物が見えなくても、ただ、その景色を見ているだけでも十分満足できてしまう。

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朝日に、夕日に照らされて、刻々と表情を変える空と大地もきれいだった。

バオバブもアカシアの木も、アフリカの大地にあるからこそ、美しいんだろう。

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そしてクライマックスとなったンゴロンゴロ。

火山の噴火によってできた巨大なクレーターの中に、動物たちの楽園がありました。

人間を寄せ付けない、絶対に壊してはいけない、自然の産物。

朝6時にキャンプサイトを出て、クレーターの中へと下りていく。

もう大自然の中にいられるだけで大満足の私たちでしたが、最後に幸運が待っていました。

貴重な貴重な、ダチョウのハッピータイム。

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メスにアプローチするために、体をくねらせて踊るオスの姿はとても優雅!

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(どんなに追いかけても、何度も踊っても、ふられてしまったオスもいましたが・・・)

サイの姿もちょっとだけ見ました。サイの数はとても少ないらしく、無線で場所を聞いた

サファリカーが続々と集まってきます。

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みんなシャッターチャンスを待ってじっと見つめる。




そして、何より感動したのが、ライオンでした!

セレンゲティでは、狩りをしに行くライオンを目撃したんだけど、その気配を察知した

獲物(このときはウォーターバック)に逃げられてしまって、

百獣の王といえども、百発百中というわけにはいかなくてどっちも必死なんだな、

って思ったんだけど・・・・

それはそれで確かなこと。

でも、ンゴロンゴロでは、やっぱりライオンはキングなんだ!

という場面に遭遇しました。

シマウマやインパラ、ヌーの群れがいた場所(そこは安全そうに感じたから、私は車から降りてトイレを失礼しようかと思っていたんだけど)から少し走ると、

そこには一頭の雄ライオンと、二頭の雌ライオンが。

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それも、私たちから2~3メートルのところを、悠然と歩いていく。

(ここでトイレしなくてよかった~)

遠くの方を見ると、さっきまで草を食べていたシマウマたちが気づいて、

みんなこっちを見てる。ライオンの動きに集中して、ピンと立ち尽くす。

ライオンがゆっくりゆっくりと彼らに近づいていくにつれて、周りが不穏な動きをし始めました。

エディに聞くと、ライオンたちは今はお腹がいっぱいで、狩をするのではない様子。

それをシマウマたちもわかるのか、逃げるどころか、なぜかライオンに近づいていく。

ライオンとの距離を一定に保ちながら、じっと見つめる。

その前を堂々と歩いて去っていく三頭のライオンたち。

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この場面、ぞくぞくするほど感動しました。

これは、本当にこの野生動物の世界でしか見られないもの。

ピンと張り詰めた緊張感がこっちにも伝わってきて、目が放せなかった。

ありきたりのことしか言えないけど、ライオン、かっこいーーーーー!

自分に子供ができたら、絶対に野生動物を見せてあげようと思いました。

でも、こういう場所が、この地球上では限られた場所にしかないっていうのが悲しい。

守らないと、どんどん小さくなってしまう。

これが本来の自然の姿なのに、むしろ貴重なものになってしまっているって、

何か間違っているような。

人間が犯している“間違い”がどんなに大きくて、修正がもう難しくなっていることを

感じました。

自分に何ができるかというと困ってしまうのだけど・・・・・

アフリカに来てよく思うようになったのが、

食べ物がどんなに大事なのかということ。

きれいな水がいつでも飲める日本が、とても恵まれているということ。

今まではそんな感覚を持たず、簡単に物を捨てることができた。

でも、私が捨ててきたもので、何人の子の空腹を満たすことができただろう。

飲みかけの水のペットボトルや、飴を一個あげるだけでも、喜ぶ子供たちがいた。

とても単純なことだけど、これからは食べられる分だけ、用意しよう。

このお肉が、卵が、どこからやってきているのか、ちゃんと意識しよう。

物があふれている日本で、この感覚を残せるか心配だけど、

努力します。




さて、出発の時間がせまってきました!

パリへ、行ってきます!

2010年11月15日 (月)

マンボ!!!

5日間のサファリから、アルーシャに帰ってきました!



想像以上に、タンザニアの大自然に感動。

ブサイクなプンバに釘付け。




そしてあともう少しで、パリに向かいます。

明日の今頃は、寒空の中どこを歩いているんでしょう!?


恐れていた強盗にも遭わず、

南京虫にも刺されず、

部屋を這うゴキブリに悩まされることもなく、

東アフリカの旅が終わりそうです。

あとは、空港までの移動を気をつければ、

何事もなくここを脱出!イエイ!



スワヒリ語も、バイバイ

バダイ! (See you!)

2010年11月 9日 (火)

ラリベラ

ゴンダールからラリベラへ、ローカルバスを使うと2日がかりになってしまう。
時は金なり。
私たちは飛行機でひゅ~んとひとっ飛び。

出発前のゴンダール空港で、同じくラリベラへ向かう山本さんと出会いました。
74歳の山本さん。
「事業に失敗して貧乏になっちゃったから旅に出てるんだよ」

???

最初は意味がわかりませんでしたが、聞けば聞くほど面白い話があふれてきて、
私もかなちゃんも山本さんが好きになり、
このあと最後までラリベラの日々を一緒に過ごすことに。

私たちがラリベラに着いたのは土曜日。
ちょうど大きな市が立つ“サタデーマーケット”の日でした。
空港からラリベラの村へ向かう途中、マーケットを目指し重い荷物を背負って歩く人々やロバに遭遇。

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その脇を、ツーリストを乗せた車が走っていく。

ひと休憩した後、私たちもマーケットへ

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もうほとんど終わりかけていたけれど、食料や衣服、ヤギやロバ、空のペットボトルなどなど・・・
村の人々の暮らしぶりがちょっとだけ見えた。

そして貧しさも。
子供たちの写真を撮ると、大抵の子が「マニーマニー!」
と言ってくるけれど、お母さんにおぶわれた赤ん坊も、私たちをにこにこして見ながら、
手を伸ばす。

でも空手の真似をしながら遊んでいると、お金のことなんて忘れてはしゃぎだす子供たち。

そしてラリベラの一番の見所は、岩を削って造られた教会。

世界遺産にも登録されているこの教会は、風化を防ぐ目的で、
なんとも違和感のある屋根が付けられちゃってちょっと残念なんだけど。
聖ギオルギス教会だけはそのまま残されていて、
マーケットから帰る途中、不意に現れたこの教会を見たときは、「うわ~!!!」と声を上げて感動してしまった。

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一枚岩を削って造られた、十字架の教会。
“天使が手伝った”と言われるのも、わかる気がする。

エチオピア人の6割がエチオピア正教。
ここに第二のエルサレムを建設するため、12世紀、ラリベラ王により作られた教会群。
エチオピアとイスラエルとの関係はさらにさらに古くからあって、
3000年前、エチオピアの女王がイスラエルへ行った際ソロモン王の子供を授かり、
戻ってきた後その子供が王様になった。
「だから僕たちはみんなソロモン王の子供なんだよ!」
とガイドをしてる兄さんが嬉しそうに言ってました。

内部にイスラエルの星が彫られている教会もあって。

ゴンダールの教会にはシリアから来た聖人の壁画が描かれていたんだけど、
自分が訪れた国との関係が見えると、さらに親近感が沸く!
(あ、あとゴンダール城はインド人の建築家が設計したのだとか!インド!?)

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削られた穴の中で本を読む修道僧。

またまたラッキーなことに、私たちが行ったのは特別なセレモニーが行われる時期。
聖マリア教会の周りに司祭や修道僧、村の人々が集まり、夜の9時から朝方まで、絶え間なく歌い続けるのです。
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それはとてもとても不思議な光景で、しばらくお経のように歌が続いたあと、
だんだん声の大きさや動きが盛り上がってきて、絶好調になると
「ひょひょひょひょひょひょひょ~~~~~~」
と甲高い声で叫ぶ。
これが朝まで繰り返されるなんて・・・・・

キリスト教とはいえ、エチオピア正教は独自の雰囲気が強すぎて、全く別のように思う。

そうそう、ラリベラではもうひとついい出会いがありました。
夕日を見に行こうと歩いている途中で、日本人の男性と遭遇。
JICAの下で、エチオピアの流域保全調査にやってきている透さん。

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(透さんとアシスタントの仲間たち)

お仕事が終わったあとに合流して、透さんと山本さん、かなちゃん、私の4人でお食事しました。

そしてエチオピアのTraditional dance & music を聴けるというお店へ。

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(かなちゃんと私が持っているのは、Tegというはちみつのお酒。くせが強い)


女の子のハスキーボイスとセクシーなダンスに、ずっと見とれちゃった!!!
首、肩、腰を細かく震わせながら、魂のこもったダンスが続く。
即興でお客さんとのかけ合いをしたりもするの。

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私も挑戦。

夜中に、満天の星空を見るため、4人で村のはずれまで歩いていったこともありました。
懐中電灯を片手に、村の灯りが届かないところまで。
日本から遠く離れたエチオピアの地。その日に出会った日本人4人で無言で天の川を眺める。
これも不思議な巡り合わせだなぁ、なんて思いながら。

透さんからは、旅行者では知り得ないエチオピアの現状をいろいろと教わりました。
移動のバスの中からの景色を見ていると、森や田園風景が広がっていて、
決して豊かではないけれど、自給自足をしながらなんとか生活している人々の姿が見えた。
だけど、緑が増えているのは、人の手が入りやすい道路沿いだけなのだそうです。
道もないようなところでは、人々が木を切り続け、どんどん砂漠が広がっている。
25年前の飢饉の時から、それほど状況は変わっていないように見える、と透さんは言っていました。

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また、エチオピア人は雨水を利用しないらしく、透さんはその有益性を説明しようと頑張っているのですが、
“誇り高きエチオピア人” 今までの習慣を変えることはとても難しいそうです。
そして、援助をしてもらうのが当たり前、と思っているのも問題なのだとか。
透さんは、もう援助をしないほうがいいんじゃないかと思うときがある、と言っていました。

本当に必要な支援ってなんなんだろう。
透さんが言ってた「私たちがしていることは微力ではあるが無力ではない」
って言葉が印象的だった。試行錯誤しながら、少しずつ糸口が見えてくるのかな。

それから、自分が見ている部分ってちっぽけなんだな~ということも感じました。
透さんの話を聞いていなかったら、エチオピアは緑豊かな国って言っていたと思う。
全ての面を見ることは不可能だけど、自分が見たものがその国の全部ではない、もっといろんな面がある。
出会う人も一緒。
だからできるだけいろんなものを見て、たくさんの人と話したい。


せっかく山本さんや透さんからいっぱい話聞きたいと思っていたのに。
夕飯時に2杯のビールとたった一口のワインでゲロゲロに酔っ払い、早々に宿へ・・・
途中、いつも「へい、ジャパーニ-!」とついてくる子供たちにも、
「大丈夫?酔っちゃったの?」と心配されて。
あ~、もったいない!
そして次の日も二日酔いで、結局かなちゃんとだらだら宿で過ごしていたのでした。

そんな弱っている状況の中、アディスへ戻るバスのことでトラブルになり。
バスの手配を頼んでいた人たちから完全に騙されていたのだけど、ちゃんと確認する元気もなくて、やられたー!
早朝4:30に出発したミニバスは、他のツーリストが乗っているだけのはずが、地元の人だらけ。
アディスまで一日で行く予定が、途中のデセまでしか行かないという。
もしアディスまで行きたければもっとお金を払え。

でも、最初に渡していたお金からすでにぼったくられてたから、負けまいと最後まで怒り続けてました。
そしたら、ちゃんとアディスまで行くミニバスまで連れていってくれた。

ってか当たり前だけど!!!  まったく。

乗り換えたあとのミニバスの中はとても平和で、
(ムスリム人のお祈りのため途中の町で停車したりして)
少しずつ怒りも冷め、あー、エチオピア人を嫌いにならずにすんでよかった。
街灯もない山道を車のライトだけで進んでいると、窓からたくさんの星が見えて。
山のふもとの町灯りも星みたいで、綺麗だねぇ!とかなちゃんと感激。
嫌な目にいっぱいあってしまったけれど、二人だからこそ、こんなに早く立ち直れるんだろうなと思った。

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やっぱり今思い返しても、エチオピアは魅力あふれる国。

ぜひ、多くの人に知ってもらいたい!

2010年11月 8日 (月)

赤道越えた!

ジャンボ!!!

今、タンザニアのアルーシャという町に来ています。

この町は、キリマンジャロ登山や、サファリへの起点となる町。


そう、私たちもここからサファリに参加する予定です!!!


おととい、着いて早々ツアーデスクで申し込みをしたのですが。

サファリカーをシェアできる仲間がなかなか見つからなくって。

(2人だけで行こうとすると、かなり割高になっちゃう)

昨日今日と、宿周辺でだらだらと過ごしています。

明日こそ出発できるといいな!




タンザニア。

今まで出会った旅行者の、2人に1人は強盗やスリの被害に遭っているという、

恐ろしい国。

カイロでも、それを理由に行こうかどうかかなり迷いました。

アフリカ経験のある旅行者に話を聞いたり、大使館に電話したりして。


で、いろいろ調べてみたところ、一番危ないのは首都のダル・エス・サラーム。

キリマンジャロ国際空港を使えば、首都に行かずにすむ!

首都から近い、ザンジバル島もかなり魅力的だったけど、

今回はサファリだけ満喫してさっさとタンザニアを脱出しようということにしました。



今いるアルーシャという町は、旅行者も多いし、

運よくセキュリティのしっかりした宿が見つかったので、安心して眠ることができています。

もちろん、日が暮れたら外は出歩かないけれど!

でも、普通に気をつけていれば、大丈夫な雰囲気です。

今後の予定は、サファリが終わったあと、2日だけパリへ行きます!

(モロッコへの直行便がなかったので、パリ経由!

 思いがけず行けることになって、かなりワクワク♪)

そこからモロッコに飛んで、スペインに飛んで、

そしていよいよ、12月にアルゼンチンはブエノスアイレスへ!!!

年越しはアルゼンチンのどこかになるでしょう。



出発前に、なんとなくで決めていた日程も、

カイロで全部修正しました。

3月には日本に帰ります。

日本で桜が見たいです!!!




さぁ、これから急ぎ足ですが。

密度の濃い旅ができるといいなぁ!

2010年11月 7日 (日)

ゴンダール


首都、アディス・アベバから最初に移動した町、ゴンダール。
アディスも標高が高くで、昼間は日差しが強くて暑いのだけど、朝晩はフリースを着込むくらい冷え込む。
ゴンダールはさらに高くなって、2000mを越えるくらい。
坂道を登っているとすぐに息が切れてきます。

エチオピアはアフリカの中では比較的治安がいい国、と聞いていたとはいえ、
着いて早々のアディスではカチコチ。昼間でもカメラを出せませんでした。

でも、ちょっと小さな町に来てほっ。
道を歩いていると、お金ほしさに近寄ってくる若者もいるけれど、
自分たちで行けるからバイバイ、というとすぅ~っといなくなる。
夜は真っ暗になるけど、それは単に街灯が少ないだけで、停電してもみんな気にせず過ごしている。
貧しさがところどころで見えても、その中で平和に暮らしている様子が伝わってきました。
控えめで、やんわりと話してくれる人が多くて、警戒心でこちこちになっていた私たちも、
ゴンダールで徐々に緊張をほぐすことができました。


レストランが入っているホテルで、毎日ここで食事。
絵葉書や日記を書きながら料理が来るのを待って、ウェイトレスさんに少しずつアムハラ語を教わりました。

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アムハラ語は文字もかわいいんだけど、話し言葉もすごくかわいいの。
「OK!」は 「ウシッ」で
「ハッ」って息を吸い込むのが「Yes」

これを初めて聞いたときは驚いた~。英語で話しているときも、「Yes」と言いながらやっぱり息を吸い込む人とかもいて。
でもこれ、慣れないと普通に会話している中では難しい。
たまによし今だ!と思ってやると、自分でやっておきながら笑っちゃいます。

複数の人に「How are you?」と言うときは「ダナナチュ~?」

エチオピアで主に話されているのがアムハラ語で、全部で81種類の言語があるんだって。
私たちは今回行かなかったけれど、南部のほうに行くといろんな民族の人たちが集まる
マーケットもあるらしく、
有名なのだとムルシ族(女性が下唇にお皿をはめ込んでいる人たち)にも会えるのだとか。

でも、そういう異なる文化、習慣、言葉を持つ人々が一つの国の中で生活していたら、
いろんなところで歪が生まれるんだろうなぁ。
島国日本で暮らしていると意識しないけれど、旧ユーゴ圏やイスラエルのにしろ、国境とか民族とかの問題って
本当に複雑。


そんなゴンダールでまず訪れたのは、ゴンダール城。
ここは17世紀から19世紀までエチオピアの首都だったため、ここには歴代の王様のお城が数々建っています。

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代が変わってお城を建て直すのではなく、同じ敷地内に別のお城を建てるって、ちょっと珍しい。

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木陰で座ってた子達とパチリ。
おしゃれでかっこいいわぁ。エチオピアの女の子、ウエストがキュッとくびれた美人が多い!

ダブラ・ブラハン・セラシエ教会
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天井に描かれている80体の天使の絵。


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最後の晩餐。
こんなかわいい教会の壁画も、なかなかないよなぁ。

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ゴンダールの十字架

そして夕方には、ツーリストインフォのお兄さんに、ゴンダールの町を見渡せる山の上へ、
トゥトゥクで連れて行ってもらいました。

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ホットチョコレートを飲みながら日が沈むのを待って。

翌日、未舗装道路を4時間ほど車で走ってシミオン山へ。
お尻が浮き上がっちゃうくらいのでこぼこを、壊れかけのシートに座って進む。

どんなに上まで登っても所々に小さな村があって、ここの人たちはどういう風に暮らしているんだろうって想像した。


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私たちがハイキングをしたところにも、放牧されている牛や馬、ヤギのそばに集まっている子供たち。
歩き終えて車に戻ると、その前にずらっとお土産物が並べられていたりもしました。


ここの山の中には野生のバブーン(ヒヒ)もいて、私たちもその群れの中まで入っていきました!

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どんなに近づいても一心に草を食べ続ける・・・チラ見はするんだけどね。

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おばあちゃんみたいで、なんか愛くるしい。

帰りもまた凸凹道を走って、運転手さん、お疲れ様でした。
宿に着いた頃には白髪になるほど髪は砂だらけ、全身ホコリまみれ。服も真っ黒。
車に乗ってる時間のほうが長くて、ちょっともったいなかったなぁ。
本格的に登る人は、一週間くらいかけてトレッキングするみたい。


翌日、8:30発のラリベラ行き飛行機へ乗るため、早朝に宿を出発。

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朝日が昇る前から動き始めている人々を、車窓から眺めながら・・・
みんな、どこへ向かっているんだろう。

次の町にドキドキしながら、どんどん、エチオピアの魅力に惹きつかれていくのでした。

2010年11月 5日 (金)

う~ん、いい香り♪

エチオピアで残された日数もあと3日。
来て早々逃げ出したくなるかなぁと思いきや、意外にものんびりしています。
本当は南部地方のジンカやアワサに足を伸ばす予定だったのだけど、
ラリベラからアディスアベバへの移動に疲れてしまって、またこれから何時間もかけて
移動するのもねぇ、と一日一日動くのを伸ばしてしまいました。

今日はお昼まで宿でゆっくりして、まずはTOMOKA COFFEEへ。
来てから知ったのだけど、エチオピアのコーヒーは世界でも一番という話。
そしてこのTOMOKA COFFEEは、ヨーロッパで行われた大会でも優秀賞を獲得したそう!

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前回来たときには、ここでマキアートを飲みました。

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エチオピアで初めて飲むコーヒーに興奮して、よく味は覚えていないのだけど・・・
う~ん、おいしい!とかなちゃんと騒いでいたような。

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(レジで注文して、こんなチップをもらい、カウンターに渡して作ってもらいます。

上に書かれている文字がアムハラ語。 踊ってるみたいでかわいい!)


で、今日はそのコーヒーを日本でも飲めるようにと、お土産を買ってきました!
豆とパウダーを合わせて約3キロ!
日本に帰ってから飲むのが楽しみだぁ♪
ぜひぜひ、みなさん飲みにきてください。
コーヒーミルを買わなきゃ。

自国で生産されたコーヒーの半分以上を国内で消費しているほど、
エチオピア人はコーヒー好き。
町のいたるところにカフェがあります。
私も何箇所かで飲んだけど、どこもおいしかった!
でもなぜか、カプチーノを頼むとココアみたいなのが出てきたけれど。



そして食べ物のほうはというと。
アフリカに来たらさすがに食欲なくなるだろうと思いきや・・・
ここでも毎日もりもり食べてます。
エチオピアはイタリアに数年だけ統治されていた期間があったためか、イタリア料理屋さんが多い。
小さい町の食堂でも、トマトソースパスタとか食べられます。


でも、ここアディスには、タイ料理や韓国料理屋さんもある!
昨日のお昼はグリーンカレーにパパイヤサラダ、夜はキムチ、チャプチェ・・・
とアジアンずくし。

やっぱりどこに行っても、結局はアジア料理が一番なのだ。


でもエチオピアのご飯もちゃんと食べておかなくちゃね、と
今日のお昼は宿のお兄さんおすすめのレストランに連れていってもらいました。

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エチオピアの主食は、テフという穀物を発酵させて作ったインジェラ。
これがなかなかの曲者で、“雑巾”と表現されてしまうことも。
見た目も確かにそれに似ているのだけど、酸っぱくって、日本人の舌にはなかなか馴染まないみたい。
でもエチオピア人はこれが大好き!毎日三食これを食べる。

最初に食べたときは、なぜかトマトスパゲティにインジェラが添えられてきていて、
3口くらいでもう満足。

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(これほんとに雑巾みたいだよね)



でもこれ、おかずが美味しいと意外といけるのだ!

今日はお兄さんおすすめのドロ・ワットとティビスをおかずにいただいたのだけど、
うまいうまい!とほとんど全部たいらげました!
ドロ・ワットはチキンをスパイシーに煮込んだもので、ティビスの方はラム肉炒め。

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かなちゃんは今までどのラム肉も苦手で食べられなかったのに、不思議とこのティビスは美味しい!と食べてました。

まぁでもやみつきにはならなそうだな・・・


今日の夕飯も韓国料理です!
う~ん、チヂミが楽しみ♪

2010年11月 4日 (木)

サラーム!

はー!

久しぶりに日本語書けます。嬉しい~!!!




騙されたり、ぼられたり、けんかしたりしつつも、

その後には素朴なエチオピア人の笑顔に癒されたりしながら、元気でやっています。

うん、なんとか。



恐れていた虫の被害も、ミニバスの中でダニに腕をさされたぐらいで、

ゴッキーもほとんど目撃せず宿でゆっくり休めてます。


いろんなことがあって書きたいことがいっぱいいっぱいあるけれど、

とりあえずは、元気な報告を!


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シミオン山でプチトレッキング♪

空気が美味しかった~!

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