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2010年6月29日 (火)

転機

旅に出てから、今日で一ヶ月になりました。

ここまで、特に怖い思いもせず、体調も崩さず元気にやってこれて本当によかった。

まだまだ旅は続きますが、

みんなからのコメントやメールにいつも励まされて、こまで来れたのだと思います。

ありがとう。




実はフィンランドに来てから、旅に対するテンションが急激に下がりました。

どこもかしこも、そりゃあもうキシリトールみたいに爽やかで気持ちいいし、

騙されることもないし、

トイレもきれいでいつでもホットシャワーで快適なんだけど。

何か物足りなくて、つまらない。

サンタ村もムーミンも特に興味はなかったんだけど、

せっかくここまで来たし、サンタさんに会いに行けばよかったかな。とちょっと後悔。

インドから北欧に来たら、どんなに感激するだろう!?って

すごく楽しみにしてたのに、なぜか心が動かない。

空が低くて日照時間が長いから、ここでも日焼けはするし、

めっちゃ乾燥してるから、全身かぴかぴ

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カトマンドゥで購入した200円くらいのボディクリームを、何度塗り重ねてもかぴかぴ



昨日滞在したラッペンランタという町で、

本当にすることがなくて、早くヨーロッパを抜けたい気持ちになって、

湖のそばだというのに、一枚も湖の写真を撮ることはなかった。

やけになって唯一とったのがこれ。

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そして今日ヘルシンキに戻ってきました。

駅を出て街が人々でにぎわっているのにびっくり

だって、3日前はこんな感じだった。

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ちょうどmidsummerの時期にあたって、

地元の人は休暇に行っちゃうし、お店も閉まっていて、閑散としていた。

でも今日は音楽で溢れ、

オープンカフェや広場には短い夏を楽しまなくっちゃ!って人々の活気を感じる。

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船上で優雅にお食事する人も。


私は10キロあるバックパックを背負って、3時間ぶらぶら歩き。

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元老院広場では何かのイベントをやっているらしく、若者たちの行列が。

フィンランド語はさっぱり読めない。

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明日乗る予定の、タリン行きのフェリー乗り場もチェックして、宿へと向かう。

歩きながら、だんだん旅の意欲がわいてきた。


うん。やっぱり動かないとだめだ。

それに、人がいないとつまんない。



前回もお世話になったホステルの部屋に入ると、かわいい女の子が。

瞳が茶色くて、中東あたりの子かな?と思ったら日本人の子だった。

絵里子ちゃん24歳。

話を聞くと、なんと中南米だけで1年半旅してきたらしい。

そして、これからヨーロッパ、アフリカ、中東、アジアを1年半。

細い体で20キロを超える荷物を背負って、なんてたくましいんだろう。


一緒に簡単な夕飯を作って、ご飯を食べながらいろんな話を聞いた。

インドのブッダガヤーで、友達と一緒に学校を作ったこと。

ペルーではアクセサリー作りの師匠のところに一ヶ月滞在して、

旅をしながらアクセサリーを作り、それを売って旅費の足しにしていること。

17歳のときから何度も長期の旅に出ていること。

いろんな国で友達ができて、その人たちを訪ねていく話、

将来はカフェを開きたくて、世界各国のコーヒーを集めるため、

いろんな農場を自分の目で見て、契約をしていること。

そしてその店の隣に民芸品屋さんも開いて、自分や師匠の作ったアクセサリーを売りたい

ということ。

「そしたら師匠の生活も助けられるじゃない?」

とキラキラした笑顔で話していた。



絵里子ちゃん、年は2こ下だけど、旅の先輩って感じだった。

インドを旅して少しはたくましくなった気でいたけど、まだまだ甘いなぁ、私。


でも、絵里子ちゃんのおかげで先に待っている国がとても楽しみになった!

こんな風に、人にエネルギーを与える人ってすごい。


世界にある美しいものを、この目で見たい。



それが私が旅に出る目的だった。
だけど、もっと他に何かを得たいと思った。



「旅を続けていれば何か見えてくるよ。」

という絵里子ちゃんの言葉を信じて、進みます。



明日は、4カ国目、エストニアへ。









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